相続手続きのスケジュール
相続開始後は葬儀、法要、お香典返し、納骨、挨拶状作成など大切な仕事がたくさんあります。
それらをこなすだけでも相当の気遣いと時間を費やすものですが、ほぼ同時に相続手続きや遺産分割も進めていかなくてはいけません。
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相続には、多方面、各種さまざまな申請が必要になりますので、しっかりと「どのタイミングまでに」「何をすべきか」を把握しましょう。
相続人の死亡(相続開始)
葬儀の準備・死亡届の提出 死亡届は7日以内に提出
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葬儀
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初七日法要
遺言書の有無の確認 遺言書は家庭裁判所の検認後に開封
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四九日法要
相続財産・債務の概略調査 相続放棄・限定承認の検討
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相続放棄・限定承認(3ヶ月以内)
相続人の確認 戸籍を取り寄せて調べます
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所得税の申告と納付(4ヶ月以内)
相続財産・債務の調査
相続財産の評価 相続財産目録の作成
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遺産分割協議
相続税の申告書の作成 相続人全員の実印と印鑑証明
納税の方法、延納・物納の検討
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相続税の納付(10ヶ月以内)
被相続人死亡時の税務署に申告・納税
遺産の名義変更手続 不動産の相続登記など
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この記事の執筆者
入江・置田法律事務所
弁護士・税理士・家族信託専門士
置田浩之(おきた ひろゆき)
専門分野
相続、相続税、家族信託、企業法務
経歴
東京大学大学院法学政治研究科卒業後、東京都内の大手銀行に勤務。その後、大阪大学法科大学院に入学。司法試験合格後、平成22年1月に弁護士登録、大阪府内の法律事務所勤務を開始。平成27年12月、大阪・阿倍野に弁護士の入江貴之とともに事務所を開設。また、平成24年に税理士登録、相続財産問題や相続税対策などにも幅広く対応している。 相続問題の相談実績は年100件を超える。豊富な法律相談経験により、依頼者への親身な対応が非常に評判となっている。