遺留分 | 大阪・天王寺で相続に強い弁護士による法律相談
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被相続人の内縁の妻が引き出した預金を巡り、相続人である前妻の子らから遺留分侵害額請求をされたが、内縁関係の実態が重視された結果、出金が被相続人の意思に反するものではないと判断された事例
2022年12月26日事案 内縁関係のある夫(被相続人)が亡くなったことを受けてその内縁の奥様(以下、「相談者様」と言います)からご相談をいただいた事例です。被相続人には前妻との間にお子さんが2名(長男及び長女)おりました。被相続人は、生前、公正証書遺言を作成しておりました。その内容は、自宅不動産(相続開始時の評価額約600万円)は相談者様に、所有していた株式(相続開始 […]
事案 内縁関係のある夫(被相続人)が亡くなったことを受けてその内縁の奥様(以下、「相談者様」と言
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すべての遺産を特定の相続人らに相続させる旨の遺言に対して、他の相続人から遺留分減殺請求をされたが,価額弁償として、金銭の支払いだけでなく不動産の代物弁済や貸付金の債権譲渡により和解を成立させた事例
2021年9月24日事案 地方のとある有名な観光都市で老舗ホテルを経営されていた相談者らのお父様(以下では「被相続人」と言います)が亡くなられました。その相続人は,長男,長女及び二男の3人でした。 被相続人は,かつては長男と一緒にホテル事業を営んでいたのですが,ある時、長男とが仲違いをしたようで,それ以来,長男はホテル事業からは一切関わりを絶ち,被相続人の下を去っ […]
事案 地方のとある有名な観光都市で老舗ホテルを経営されていた相談者らのお父様(以下では「被相続
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遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)において、受遺者らの生前贈与を明らかにすることで、遺留分侵害額の大幅な増額に成功した事例
2021年3月26日事案 相談者には既に亡くなった父親がおり,さらにその父親(相談者からみた祖父)が亡くなられました。相続人は,祖父の子であり相談者からみて叔父にあたる方と伯母にあたる方,相談者の3人です。 祖父は,生前,遺言書を書いており,その内容は,相談者に対し,預貯金4000万円,叔父と伯母に対し,その他の預貯金及び多数の不動産を各2分の1ずつ相続させるというも […]
事案 相談者には既に亡くなった父親がおり,さらにその父親(相談者からみた祖父)が亡くなられました
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遺留分減殺請求訴訟を提起された事例
2020年9月4日事案 依頼者の家は古くから鉄工所を営んでおり、依頼者はお父様が亡くなった後は長男である依頼者が鉄工所をはじめとする事業を引き継いでいました。 依頼者のお母様(被相続人)は今から10年ほど前に亡くなられましたが、生前、依頼者に不動産をはじめとする多くの遺産を相続させ、二男や三男にはわずかな預貯金を相続させるという内容の遺言書を作成されていました。 […]
事案 依頼者の家は古くから鉄工所を営んでおり、依頼者はお父様が亡くなった後は長男である依頼者が鉄
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遺留分侵害を理由に遺産分割調停を申し立てられた事例
2020年9月4日依頼者は、亡くなられたお父様(被相続人)の二男にあたります。被相続人は、古くから地元において不動産の売買、賃貸、仲介、管理等を営む株式会社を経営していました。 被相続人の資産は、会社の株式(100%)、個人で所有する多数の不動産、役員報酬や不動産の賃貸収入による多額の預貯金をお持ちだったのに加えて、晩年には株式投資も行っており、総額に […]
依頼者は、亡くなられたお父様(被相続人)の二男にあたります。被相続人は、古くから地
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推定相続人である長男を廃除する旨の遺言があった事例
2020年9月4日事案 依頼者は、昨年亡くなられた父親(被相続人)の1人息子でしたが、被相続人が亡くなる10年以上前から、仕事の都合でヨーロッパに海外赴任しており、被相続人とは長らく連絡をとり合っていませんでした。 被相続人は、依頼者が海外赴任してからまもなく、日本に在住する依頼者の長男夫婦と養子縁組しており、以後、被相続人が亡くなるまでの間、依頼者の長男夫婦が […]
事案 依頼者は、昨年亡くなられた父親(被相続人)の1人息子でしたが、被相続人が亡くなる10年以