解決事例 | 大阪・天王寺で相続に強い弁護士による法律相談 - パート 2
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被相続人の内縁の妻が引き出した預金を巡り、相続人である前妻の子らから遺留分侵害額請求をされたが、内縁関係の実態が重視された結果、出金が被相続人の意思に反するものではないと判断された事例
2022年12月26日事案 内縁関係のある夫(被相続人)が亡くなったことを受けてその内縁の奥様(以下、「相談者様」と言います)からご相談をいただいた事例です。被相続人には前妻との間にお子さんが2名(長男及び長女)おりました。被相続人は、生前、公正証書遺言を作成しておりました。その内容は、自宅不動産(相続開始時の評価額約600万円)は相談者様に、所有していた株式(相続開始 […]
事案 内縁関係のある夫(被相続人)が亡くなったことを受けてその内縁の奥様(以下、「相談者様」と言
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疎遠だった伯父と伯母から、祖母が亡くなったことと相続を放棄して欲しいとの連絡が来たため、遺産分割協議を行った事例
2022年12月21日相談内容 祖母(被相続人)には、長女A、長男B及び次男Cと3人の子がおり、その次男Cは既に亡くなっており、さらにその子(祖母から見ると孫)である長男、次男及び長女がご相談に来られた事案です。次男Cは相談者様からすればお父様にあたり、相談者様方は被相続人の代襲相続人にあたります。 相談者様のお父様である次男Cは、生前、ひどいうつ病に悩まされており […]
相談内容 祖母(被相続人)には、長女A、長男B及び次男Cと3人の子がおり、その次男Cは既に亡く
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遺産分割において寄与分と特別の寄与分が争点となり、依頼者の主張が一部認められた事例
2022年10月28日相談内容 お父様(被相続人)が亡くなられました。お母様は10年以上前に既に亡くなられていたため、相続人は、長女と次女の2名となります。遺産は、お父様が居住されていた実家の土地建物と、その土地に隣接する土地があり、その土地上に、長女の夫が自分名義の建物を建築して長女とともに居住しておりました。被相続人の生前は、専ら、隣に住んでいた長女が被相続人の世 […]
相談内容 お父様(被相続人)が亡くなられました。お母様は10年以上前に既に亡くなられていたため
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遺産分割協議書は作成されたが、相続人の一人が印鑑証明書を渡さないため、遺産分割調停を申し立てた事例
2022年8月30日相談内容 亡くなられたお父様(被相続人)には奥様と長男と長女の3人の相続人がおられました。奥様と長男とは被相続人が亡くなった後も同居していましたが、長女は結婚を機に夫の家に嫁いでいました。 そして、本事案では、被相続人の遺産のうち、 ➀自宅の土地と建物は奥様が単独で、 ➁預貯金は奥様が2分の1、長男と長女とが4分の1ずつ、 ➂株式その他有価証券 […]
相談内容 亡くなられたお父様(被相続人)には奥様と長男と長女の3人の相続人がおられました。奥様
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推定相続人の廃除を内容とする公正証書遺言を作成した事例
2022年8月30日相談内容 相談者(男性)には息子が2人いましたが、息子がそれぞれ家庭を持ってから、全く自分に連絡をしてくれることがなくなり、寂しい思いをされていました。そのような中、妻に先立たれ精神的にも落ち込み、体調を崩し、ついには入院や有料老人ホームに入所する運びになりました。それにもかかわらず、2人の息子からは何ら心配するような連絡もなければ、「お金は自分 […]
相談内容 相談者(男性)には息子が2人いましたが、息子がそれぞれ家庭を持ってから、全く自分に連
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戸籍を調査した結果、遠縁に見ず知らずの相続人がいたことが発覚した事例
2022年8月17日相談内容 亡くなられた方(被相続人)は4人兄弟の末っ子(四男)であり、上に長男、次男及び三男と3人の兄がおりました。被相続人には配偶者も子どももおられなかったので、相続人はその長男、次男及び三男となりますが、3人とも既に亡くなられており、長男の娘2人と次男の息子の計3人(三男には配偶者との間に子どもがいませんでした)が代襲相続人として遺産分割協議 […]
相談内容 亡くなられた方(被相続人)は4人兄弟の末っ子(四男)であり、上に長男、次男及び三男と
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養父からの離縁の訴えを斥けて将来の相続人たる地位を維持した事例
2022年3月30日相談内容 依頼者は養子,相手方は養父で,養母はすでに他界していました。養父には実子はおらず,養父が亡くなった場合,依頼者は,将来,唯一の相続人となる方でした。 ところが,養父は,依頼者がその妻に対し,度々,暴言や暴力を繰り返していたことなどを理由として,離縁の訴えを提起しました。 この訴訟との前後関係は不明ですが,養父は第三者であるA氏に対し […]
相談内容 依頼者は養子,相手方は養父で,養母はすでに他界していました。養父には実子はおらず,養
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遺言書の作成と併せて遺留分放棄の手続も行った事例
2021年10月28日相談内容 相談者は40代の女性です。相談者には夫との間に1人の子がおります。夫には離婚歴があり,前妻との間に2人の子がいるとのことでした。相談者としては,自分が亡くなったとき,自分の遺産の全てを夫との間の子に相続させたいとのことで,遺言書の作成をご依頼されました。 また,もし,相談者が遺言書を作成しないまま夫より先に亡くなった場合,夫が自らの財 […]
相談内容 相談者は40代の女性です。相談者には夫との間に1人の子がおります。夫には離婚歴があり
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すべての遺産を特定の相続人らに相続させる旨の遺言に対して、他の相続人から遺留分減殺請求をされたが,価額弁償として、金銭の支払いだけでなく不動産の代物弁済や貸付金の債権譲渡により和解を成立させた事例
2021年9月24日事案 地方のとある有名な観光都市で老舗ホテルを経営されていた相談者らのお父様(以下では「被相続人」と言います)が亡くなられました。その相続人は,長男,長女及び二男の3人でした。 被相続人は,かつては長男と一緒にホテル事業を営んでいたのですが,ある時、長男とが仲違いをしたようで,それ以来,長男はホテル事業からは一切関わりを絶ち,被相続人の下を去っ […]
事案 地方のとある有名な観光都市で老舗ホテルを経営されていた相談者らのお父様(以下では「被相続
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被相続人と生前に合意していた内容に基づき,真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記を行った事例
2021年7月7日事案 相談者は,事業資金の返済が出来なくなり,住んでいたマンションを金融機関によって差押えされて競売にかけられそうになりました。そこで,相談者の兄と相談し,兄にマンションを売り渡したことにしてマンションの名義を兄に移転した上で,相談者の息子が別の金融機関からマンションの売却代金として新たに借入を行い,同借入金をもって差押えしてきた金融機関に対して […]
事案 相談者は,事業資金の返済が出来なくなり,住んでいたマンションを金融機関によって差押えされ